Scroll

#ゆるキャリ女子のトレンド会議 vol.31 SNSで話題沸騰✨『新!いい人すぎるよ展』で“共感”と“癒やし”を体感してみた

2025.03.03

#ゆるキャリ女子のトレンド会議 vol.31 SNSで話題沸騰✨『新!いい人すぎるよ展』で“共感”と“癒やし”を体感してみた

news image

ときにはバリバリと、ときにはゆるっと、ひとつの価値観にとらわれず、軽やかで「生活と仕事のバランスがとれた」自分らしい働き方を実践している「ゆるキャリ」女子たち。そんなイマドキの価値観を持った弊社の若手女子社員が、ほんの一息「ゆるい」空気感でトレンドについて話し合う、そんなコラムです。


 

 

 

みなさまこんにちは。

最近、SNSでよく目にする『いい人すぎるよ展』。

かわいいイラストや面白コメントを写した写真がタイムラインに流れているのを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私もあちこちで話題になっているのが気になり、先日、東京会場の『新!いい人すぎるよ展&すぎるよすぎるよ展』(通称:いい人すぎるよ展)に足を運んでみました。

展示の写真やちょっとした小ネタが、TwitterやInstagram、TikTokなどあらゆるプラットフォームでも拡散されているのですが、

実際に体感してみると「なるほど、これはバズるはずだ!」と納得。

今回は、なぜこの展示会がこんなにも人気なのか、SNSで話題になっている理由とともに、その展示内容をしっかり掘り下げてレポートします。

「あ~、わかる」「あるある!」が連発必至の癒やしスポットでしたので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

 


■“日常に潜むいい人”にフォーカスする、話題のシリーズ

『いい人すぎるよ展』は、2023年の初開催以来、すでに40万人を超える来場者を記録した大人気シリーズ。

今回の『新!いい人すぎるよ展&すぎるよすぎるよ展』は、東京・大阪・札幌・広島・名古屋・福岡・横浜の全国7都市を巡る大型企画。

以前から各地のPARCOなどで開催していた『いい人すぎるよ展』シリーズをすべて一新し、

さらに子どもたちとのワークショップから生まれた新コーナー「いいひとすぎるよてん(こどもたちが考えたいい人すぎるよ展)」も加わった、まさに“新しくなった”内容です。

ほかにも、『大人がすぎるよ展』『気持ち良いすぎるよ展』『気まずいすぎるよ展』『切ないすぎるよ展』『面倒くさいすぎるよ展』『心配すぎるよ展』『かわいい人すぎるよ展』といった、

計8つもの感情テーマを一挙に楽しめる盛りだくさんの構成。

実際歩いてみるとそれぞれがコンパクトに収まっていて、テンポよく鑑賞でき、じっくり見ても1時間ほどで周れました。

会場内は写真撮影が許可されており、カップルや友達同士がここぞとばかりに撮影を楽しむ姿も。

「わかるわ~!」なんて笑い合う声があちこちから聞こえてきて、独特の一体感が生まれていました。これは確かに、SNSで話題になるのも頷けます。

 

 

さて、ここからは実際の展示テーマに沿って、簡単にどんな内容が紹介されていたのか、特に私が共感した展示をお見せしたいと思います!

◎大人がすぎるよ展
  

・本当はとても頭がいいのに、難しい言葉や横文字を使わずに、簡単な言葉で話す人

→思わず「ああ、いるいる!」と浮かんだのは、会社の先輩。わざとらしくなく相手に合わせてくれる姿勢が“真の大人”だなぁと思います。

・食後のデザートは、みんなが食べる雰囲気だったら食べる人

→自分の食べたい気持ちよりも、場の流れを読んで楽しむのが大人の気遣いですよね。

・跳び箱を限界の一つ手前くらいでやめられる小学生

→がむしゃらに挑戦して怪我をする前に、さっと「ここまで!」と決められるのは地味にすごいぞ。

 

◎気持ち良いすぎるよ展

・「先輩が行くなら行きます」といわれたとき

→後輩から頼られると悪い気はしないし、その素直さがまた“気持ちいい”。

・整体師さんに「こんなになるまで放っておいたらダメですよ」と怒られるとき

→自分の普段の頑張りや疲労が身体に表れていると認められ、それを労わられているという実感を得ると、どこか嬉しい気持ちになりますよね。

・「クラスに一人だけ100点がいます」のときの100点

→学生時代、名前を呼ばれた瞬間の気持ちよさと周りからのチラ見が混ざった独特の空気感…。たったひとりでも“満点”だと恥ずかしさも混じってドキドキですね。

 

◎心配すぎるよ展

 

・飲食店で「予約した○○です」と伝えた後、店員さんが予約の確認に時間がかかっているとき

→「あれ? もしかして予約入ってないのかな…?」と急に焦る瞬間ありますよね。

・秋がどんどんなくなっていく日本

→ようやく暑さが落ち着いてきたと思ったら、すぐに冬の冷たさが忍び寄ります。秋の存在感が年々薄れていくのが心配です。

 

◎面倒くさいすぎるよ展

・ただ情報を調べたいだけなのに、ホームページがおしゃれすぎるとき

→最近、本当に増えました。素敵なデザインだけど「トップ画面がフラッシュしまくる」「BGMが鳴り止まない」など。もういいから、、情報が欲しいだけなんです!

・9割不要な郵便受けのチラシを、仕分けて捨てる作業

→正直言ってほぼ不要な郵便物が占めています。宅配ピザのクーポン券だけは一応とっておきます。

 

◎切ないすぎるよ展

・押しボタン式に気づかずに信号を待ち続けたとき

→何分も待って、他の人が押してすぐ信号が変わったときのあの気持ち、、

・牡蠣を食べに行くタクシーで、「今年の牡蠣は小さいよ」といわれたとき

→楽しみにしていた矢先に冷や水を浴びせられるような…。「そうなのか…」と若干テンションが下がる、切なくて笑える瞬間です。

 

◎気まずいすぎるよ展

・電車で、上司と向かいの席に座ってしまったとき

→社内では気さくに話せるはずの上司でも、電車で会うとちょっと気まずいですよね。ただ、私の上司は大変優しく親しみやすいお方なので、もちろんそんなことはありません。

・美容院でこのあとの予定を聞かれて、ないと答えたとき

→特に予定がないのに見栄を張って「ある」と答えて、しっかりセットしてもらったときのちょっと後ろめたい感情はなんなのでしょうか?

・狭めの雑貨屋さんで何も買わずにお店を出るとき

→店員さんがこちらに視線を送ってくる気がして落ち着かない…。「あれ、どうしよう出づらいな…」と小声で唸るあの気まずさ。

 

◎かわいい人すぎるよ展

・カラオケの流れを見て、「この流れでこの曲じゃないな」と自分の曲をこっそりキャンセルする人

→さりげなく空気を読んでくれる人がいると、場が壊れずにすむ…。普段は気づかないけれど、じっくり考えると「それができる人ってめっちゃかわいい!」と思います。

・12:00から打ち合わせのとき、11:50くらいから何も手につかなくなる人

→「もうそろそろ行かなきゃ」「でもまだ時間ある…?」と落ち着かない感じ、、気づくとスマホ見たり中途半端にソワソワしちゃいます。

◎新!いい人すぎるよ展
 

・吠える犬とすれ違ったときに、「分かってますよ」の顔をしてくれる人

→これはほっこり度MAXですね。飼い主さんにも安心感を与えつつ、犬にも優しく微笑む。ちょっとした場面だけど人格が滲む行動だと思います。

・友達と遊ぶときに、その友達に以前もらったものをつけていく人

→この間あげたもの使ってくれてるんだ!と気づくと嬉しくなりますよね ♪

文字やイラストだけでなく、アイテムを使って展示されている作品もたくさんありました。

 

◎こどもたちが考えた いいひとすぎるよてん

・コップの色を選ばせてくれる人

→大人だとスルーしかねない些細な優しさが、子どもにとってはとっても重要。子どもが思う“いいひと”の視点に、学ぶところが多いですね。

 

 

以上!これらの展示をきっかけに、普段は見過ごしがちな社内の“いい人”たちに改めて目を向けることができました。

そこで、ここで少し、弊社の『いい人すぎる』方々を紹介したいと思います。

◎『美工のいい人すぎるよ』な人たち

・社用車の燃料が少なくなりはじめたら、先手を打って積極的にガソリンを入れてくれるBさん。

・お手洗いの洗面所で、飛び散った水滴に気づいて手を拭くついでにさっと拭いてくれるIさん。

・日が空いてもしかしたら忘れていそうな内容について、さりげなくリマインドしてくれるKさん。

・ホワイトボードに書いた勤務情報を、不要になったタイミングでそっと消してくれるOさん。 

 

ちょっと振り返っただけでもたくさんの優しさが垣間見えました。

これらの方々に支えられて、快適に働く環境が成り立っているんだなと実感することができたよい機会でした。

 

 


 

さて、いかがでしたでしょうか。

こうした展示内容を見て感じるのは、「自分がいつも本当に思っていること」や、「誰にも言ったことがないけど、実はしょっちゅう気になっていること」が見事に可視化されているなー、というところです。

SNSのトレンドには「あるある」や「共感」というキーワードが欠かせないと言われますが、まさにこの展示会が見せてくれるのは、その共感の“現物”そのもの。

「これ、私だけじゃなかったんだ!」と嬉しくなる経験は、若い世代だけでなくあらゆる年代の人を惹きつける魅力がありますよね。

特にZ世代やSNSネイティブの人たちは、「共感やリアルなエピソードをSNSでシェアしたい」「誰かと一緒に笑いたい」というニーズが強く、この展示が刺さる要素を多く含んでいるようです。

ただ、実はこの展示は長いところでも2025年3月5日までの開催で、すでに終了している会場もあります。

しかし、このシリーズは例年のペースで見ると年に1回は開催されているので、気になった方は今後の開催時期をチェックしてみてください。

そして、ぜひ皆さんも、“日常に潜むいい人”を探してみてください。

これまで当たり前に受け取っていたいろいろ人のちょっとした気遣いや何気ない優しさに気づくことで、ふとした誰かの親切が“癒し”に変わり、心が温かくなるはずです。

気づかなかった温かな心配りがもたらす癒しを感じることで、毎日が少しだけ優しく楽しいものになるかもしれません。

明日からの仕事や生活の中で、身近な人たちの親切や心遣いに目を向けてみてください。

素敵な日常の気づきを大切にして、毎日を少しだけ優しくしてあげてくださいね。

 

 

 

 

前の記事(vol.30)へ  │  Coming Soon

 

 

編集者:あむさん
・おうし座・埼玉
・最近はまっていること:あんバターパン巡り、たべること、だいすき

 

pink accent blue accent