#ゆるキャリ女子のトレンド会議 vol.19 新テーマパーク『イマーシブ・フォート東京』で究極の没入体験!!
ときにはバリバリと、ときにはゆるっと、ひとつの価値観にとらわれず、軽やかで「生活と仕事のバランスがとれた」自分らしい働き方を実践している「ゆるキャリ」女子たち。そんなイマドキの価値観を持った弊社の若手女子社員が、ほんの一息「ゆるい」空気感でトレンドについて話し合う、そんなコラムです。
突然ですが皆さま、『没入感』という言葉を最近耳にしたことはないでしょうか?
『没入感』を英語でイマ―シブ(immersive)といいます。
イマ―シブとは、参加者を完全に没入させる体験や環境を指します。
視覚、聴覚、触覚などの感覚にリアルな刺激を与えることで、
参加者はまるで実際にその場にいるような体験をすることが可能です。
そんなイマ―シブ体験型のエンタメが、近年とても話題になっているんです✨
この背景には、音響や映像などのデジタル技術の発展と進化により、
よりリアルな体感を得ることが可能になったこと。
また、ユーザーニーズの多様化によって消費活動が変化し、
モノよりも経験や一回性の体験そのものに価値を見出す人が増えていることが挙げられます。
では、‘‘完全没入体験‘‘とは一体どんなものなのでしょうか。
2024年3月1日、東京のお台場に開業した『イマ―シブ・フォート東京』
没入体験を味わうことができるアトラクションのみが揃った世界初のテーマパークです。
そんな話題の超最新スポットに行ってきましたので、感想も含めて魅力をたっぷりとお伝えします。
― それではいざ、イマ―シブの世界へ ―
メインゲートから入ってすぐ、正面にあるスクリーンには扉が映し出されていて、
その扉が開くと「IMMERSIVE FORT TOKYO」の文字が浮かび上がりました。
入り口を抜けると、作り込まれた中世ヨーロッパの美しい街並みと天井に投影されたリアルな青空や夜空の様子に、
一気に非日常でミステリアスな雰囲気に引き込まれます。
閉館した旧ヴィーナスフォートの跡地をそのまま再利用しているだけあって、随所に名残を感じました。
イマ―シブ・フォート東京にあるアトラクションは全11種類。
このうち、『ザ・シャーロック』、『東京リベンジャーズ イマーシブ・エスケープ』、『江戸花魁奇譚』の3つのアトラクションは
追加で有料チケットが必要ですが、他のアトラクションは1dayパスポートがあれば全て楽しむことができます。
ただ最初に言ってしまうと、多少お値段は張りますが有料チケットはマストで購入をオススメします!!
今回、予約時にはすでに有料チケットが完売してしまっていたのが残念でしたが(早めの予約が◎)、
それでも十分に楽しむことができましたので、1dayパスポートだけで周れるアトラクションを紹介します。
始めに向かったのは、イマーシブ・ストーリーズ〈誰も知らなかった本当のヘンゼルとグレーテル〉
ウォークスルータイプのアトラクションで、スクリーンに映し出されるストーリーを見ながら進んでいきます。
童話がモチーフとなっており、来場者はヘンゼル&グレーテルか魔女のルートを選択することができるので、
本来はない魔女側の視点からみることで‘‘誰も知らなかった‘‘特別なストーリーを美しいグラフィックで追えることが魅力
です。
次に入ったのは、ジャック・ザ・リッパー (15歳未満利用不可)
公式HPにはイマ―シブ・ホラーメイズとありましたが、言うなればお化け屋敷です。
ロンドンで実際に存在した切り裂きジャックから追われる被害者側となり、暗闇の中で非常に恐怖感を煽られました。
6~8人1グループでひとつのロープの端を掴んで進むため、他人同士でしたが終わった後は謎の一体感も誕生します。
かくいう私は、一緒に行ったゆるキャリメンバーのばっさーのビビり散らかしっぷりに終始笑いが止まりませんでした。
絶叫して肝を冷やした後は甘いものを求めて施設内のカフェ、ドルチェ・ヴィータでパフェをオーダー。
(左)▲白玉と季節フルーツのパフェ
(右)▲チョコレートとバナナキャラメルのパフェ 各¥1,200(税込)
ボリュームたっぷりでおいしー💕
夢中でほおばっていると何やら目の前の広場 、ゴールデンプラザがザワついてきました。
旧ヴィーナスフォートをご存知の方はわかると思いますが、もともとあった噴水を活用してステージになっていました。
軽快な音楽と共にキャストさんが続々と登場!
始まったのはミュージカル映画さながらのショー、パーティー・フェスタ!
ヴォーカルの伸びやかな声と本格的な生演奏が圧巻で、とってもエキサイティング 🎉
終盤は観客を巻き込んでステージの周りをダンスしながら踊り、盛り上がりが最高潮のところでフィナーレ迎えました。
その後、またすぐに時間を置かずして、会場が薄暗くなってきました。
天井に設置されたスクリーンにアニメ 推しの子に登場するキャラクターのぴえヨンが映し出されました🐤
途端に歓声が広がり、【推しの子】イマ―シブ・ラリーと題されたアトラクションがスタートします。
▲天井スクリーンに映し出された「B小町」のメンバー
こちらでは、大ヒットアニメ『 推しの子』のアイドルグループ、「B小町」のライブを没入体験することができます。
盛り上がり方や振り付けなどをレクチャーされてからスタートするので、
初めての人でも置いて行かれることなくライブに参加することができます。
全力でサイリウムを振り上げ合の手を入れる―。 あの場では恥ずかしがっている人など一人もいませんでした。
会場の一体感が凄まじく、熱狂と臨場感はまさに本物のライブ会場さながらで、とっても楽しかったです。
▲サイリウムを振って沸き立つ観客と盛り上げるぴえヨン
興奮冷めやらぬ中向かったのは、第5人格イマ―シブ・チェイス
スリル満点の鬼ごっこができるゲーム『Identity V 第五人格』の体験版アトラクションです。
6名1グループで行なわれ、サバイバーとハンターの2つに分かれ、謎解きをしながら時間制限内に逃げ切れれば勝ち。
心待ちにしていたのですが、人気アトラクションということもありなんと140分待ち。。泣く泣く断念しました😢
休憩がてら最後に立ち寄ったのは、ザ・キャバレーというレストランです。
ここでは、食事とともに豪華絢爛なキャバレーを体感できます。
ドリンクを片手に着座すると、赤を基調としたステージでゴージャスなライブパフォーマンスが繰り広げられます。
パワフルな歌とキッレキレのダンスに、気持ちが高ぶらずにはいられません。
ラストには観客を招いてステージで一緒に踊ったり、シャンパンタワーをしたりと心躍る仕掛けも満載でした。
▲赤すぎるステージ
今回訪れることはできませんでしたが、
前にも述べたように、もし訪れた際は有料アトラクションを体験してみてください。
中でも、ザ・シャーロック -ベイカー街連続殺人事件-は、一番人気の必見アトラクションです。
19世紀のロンドン、夜のベイカー街を舞台に、シャーロック・ホームズを中心に、連続殺人事件の真相へと迫ります。
観客も舞台の登場人物の一人とされ、どのキャラクターについていくか、誰に話しかけるか、
そのときの行動によって体験内容が変化するという特徴があります。
自分自身が自由に動き行動を決めるため、人によってアトラクション内で目にする出来事、物語の結末が変化します。
周りとは違う自分だけの個別体験ができるのも面白いポイントです。
以上、入場してから建物を出るまで、どっぷりとイマ―シブの世界に浸ることができました。。☁
初めてイマーシブシアターを体験し、「没入感」を全身で浴びてきましたが、
おそらくこのレポートでもそのすごさが伝わりきらないと思いますので、ぜひ実際に体感してみていただきたいです。
日常とは違う新たな刺激が欲しい方にもぜひ、これまでに味わったことがない
ハラハラドキドキ体験ができる「イマーシブ・フォート東京」に足を運んでみてはいかがでしょうか。
編集者:あむさん
・おうし座・埼玉
・最近はまっていること:あんバターパン巡り、たべること、だいすき