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発想する時間の創りかた あなたのためのアイデア発想15

2023.11.15

発想する時間の創りかた あなたのためのアイデア発想15

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こんにちは。ホンブチョウです。この連載コラムでは私が今まで学んできたアイデア発想のやり方を毎回ひとつづつ紹介していくことで、あなたに合ったやり方を見つけてもらいたいと考えています。

 

第十五回は

発想する時間作れてますか?

今まで毎月ひとつ、いろいろな発想法を紹介してきましたが、

今回は「そんなこと言われても忙しいし時間もないから発想法なんてできないよ!」

という人のためのヒントを記しておきます。

1日は24時間しかありません。

これだけはお金持ちだろうが、赤ん坊だろうが、老人だろうが変わることはありません。平等ですね。

でも忙しい人ほど、新しい映画見ていたり、飲みに行ったり、いろいろ本も読んでいたりって、どうやって時間を作っているんだろう?そんなふうに感じたことはありませんか?

私は数年前に社会人大学院に通っていたんですが、通う前はそんな時間本当に取れるだろうか?と考えて不安に思っていました。けれど、やり始めるとどうにかなるものです。平日の授業は22時過ぎまで、家に着くのは23時を過ぎることはざら。土曜日は午前中から夕方までみっちりと。新型コロナ禍でリモート併用になったことや、もちろん家族の協力と理解があってこそではありますが。

なぜできたのか?を考えれば「スケジュールを入れていたから」に尽きる気がします。

もちろん学びたいというような「気持ちの部分」もありますが、この日にはこの授業がある→お昼休みの時間にでもテキストを読む時間を作ろう→週末の飲み会は外せない→朝に30分時間を作ろう。これみんなあらゆる予定のスケジュールを組んでいるからできることですね。

仕事をする時でも同じです。例えばコンペ案件があるとしたらプレゼンから逆算してスケジュールを組んでいきますよね。どんなに忙しくてもこのタイミングでチームミーティングは入れよう。このタイミングには他部署にお願いしないと間に合わない。そうするとアイデアを考える時間はこれくらいというように。

同じように、この日の○時から30分はこの動画を見る時間。○時から45分は発想法考える時間。○時から15分はChat GPTと英語で壁打ちの時間。みたいに「小さなことでもなんでもいろんな予定をスケジュール化する」と、案外なんとかなるものです。

とはいえ、無理なスケジュールはダメです。詰め込みすぎてもがんじがらめになってしまいますから、やりすぎて

スケジュールを消化することが目的のようになってしまっては本末転倒です。でも「期限を決める」ということは、その時間は集中してそれをやろうという気持ちが芽生えるので、集中力を保ちやすくなります。

試しに「観よう観ようと思っていたけれど、なんとなく観られてなかった映画」ってありませんか?

それを観る時間を今、自分の予定表に入れてみてください。

つぎはぎで観るのが大丈夫な人なら2−3回に分けてスケジューリングしてもいいと思います。その映画を観る確率がグッと上がると思います。

 

また複数のスケジュールが重なってくると、優先順位をつけるのは当然必要です。ただそれを決めるのは自分自身ですので、1日単位で無理なら1週間単位で振り分けていけばそこまで無理はないはずです。もちろんダラダラの時間も必要ですけどね。

さて今回は発想法を実践してみる時間も無いなんていう人に向けて一番簡単にその時間を作る方法「スケジュールを組む」についてのお話でした。

では、今回はここまで。また次回。

 

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